災害に強いLPガス
他エネルギーとの復旧スピード比較
震災をお忘れでは無いでしょうか?
大地震での、死者・行方不明者は年々増加傾向にあります。
1995年(平成7年)1月17日 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、阪神大震災)
兵庫県南部・淡路島北部で最大震度 7 死者・行方不明者6,437人
2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
宮城県栗原市で最大震度 7 死者・行方不明者約19,000人 戦後最悪の震災
東海大地震はマグニチュード8と想定されています。
都市ガスは復旧まで3ヶ月、LPガスはわずか10日
都市ガスや水道は地中に張り巡らされた巨大なネットワークなので、どうしても大地震が起これば配管が破損され、機能を停止してしまいます。阪神淡路大震災では、その配管の修復工事のため、都市ガスが復旧を宣言したのは、4月11日、つまり震災後3ヶ月近くが過ぎていました。
一方LPガスは、地元兵庫県LPガス販売業者が緊急安全点検を終了したのは、1月27日、つまり震災後10日しか過ぎていませんでした。
LPガスは防災の要のエネルギー
LPガスは簡単に移動し活用できる「分散型エネルギー」として、防災の要のエネルギーになっています。被災地などでの炊きだしやお風呂の提供が即座に行えるのも、すべて、LPガスのおかげです。LPガスは普段でも緊急のときでも、心強いエネルギーなのです。新潟中越地震でも、福岡西方沖地震でもこうしたLPガスの活躍ぶりは、まだ記憶に新しい平成16年10月の新潟県中越地震でも、平成17年3月の福岡県西方沖地震でもいかんなく発揮されました。
マイコンメーター
ガスメーターにマイコンを組み入れたもので、ガスの使用中に震度5以上の揺れを感知すると、自動的にガスを遮断する「感震機能」を備えたもので、大部分にLPガスの消費宅に設置されています。LPガスはボンベを配送して供給する分散型エネルギーであるため、災害に強いといわれています。
もしも地震が起きたら?
地震はいつくるか分かりません。
いざ地震がきた時に適格に動けるよう、ご家族でしっかり訓練を行いましょう。
自分の身を安全を!
まず、身の安全を確保してください。高い所に置いてあるものが落ちてくる場合がありますので、揺れがおさまるまで待ってください。
次に火の始末を!
ガスを使用しているときは、揺れがおさまってから器具栓を閉めてください。
ガスを使用中に強い地震(震度5相当以上)が起きたときは、ガスメーターが自動的にガスをストップします。(ガスを使用していないときは、ガスをストップしない機能になっています。)
ガスの臭いがするときは…。
ガスの臭いがするときは、ガスの使用をやめて、器具栓、ガスの元栓、ガスメーターバルブ(メーターガス栓)および容器バルブをすべて閉めて、LPガス販売店か緊急時連絡先に連絡してください。
緊急連絡先 - LPガス多治見地区会26社のご紹介ページへ
避難するときは、器具栓、ガスの元栓、ガスメーターバルブ(メーターガス栓)および容器バルブをすべて閉めてください。
地震でガスが止まった時の復帰方法
■ガス臭いと感じたら…。
LPガスは本来、無臭ですが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、ガス特有の臭いをつけています。ガス臭いと感じたら、以下の手順で緊急の連絡先かLPガス販売店に連絡してください。
(1)火気は絶対使用しないで
•着火源となる裸火、換気扇、電気などのスイッチにも絶対手を触れないでください。
•電気のスイッチは入れる時、切る時に火花がでます。 スイッチ操作は絶対にしないで下さい。
(2)ガスを外に追い出して
戸や窓を大きく開けてください。 | すべての器具栓、 ガスの元栓を閉めてください。 | 容器バルブは必ず閉めてください。 |
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※LPガスは空気より重い為、低い所に溜まったガスにもご注意下さい。 |
(3)ガス漏れの状況をすぐ連絡
「緊急時の連絡先」に連絡してください。
1.「お名前」「ご住所」「ご近所の目標」「その場の状況」をお知らせください。
2.「緊急時の連絡先」の指示に従ってください。
安全確認が済むまでガスは使用しないでください。
◎ 緊急時の連絡先は、あらかじめLPガス販売店に確認してください。
◎ 緊急時の連絡先は、24時間無料で対応しています。